洗車道
クルマが大好き
クルマを磨くのも大好き
お客様が喜んでくれるのが大好き
1台のクルマを、心をこめて磨く。
2008年創業。
鹿児島の片隅で始まった小さな洗車工房が、
どんな道を歩いてきたのか。
写真と、当時のままの言葉で、たどります。
志はここに
技は、玄人だった。
だが「商い」は、右も左も分からなかった。
あったのは、志だけ。
── その志が、ここにあった。
2008年4月25日。鹿児島の片隅、自宅の敷地の一角で、たった一人で、洗車工房は始まった。「お店らしく」は、なかった。
当店といっても自宅内の敷地で施工しておりますのでお店らしくはありません…がきちんとした道具・設備と環境で施工しております。
(一人で営業してますので、よく「誰もいないんですがー」と電話が掛かってきます)2009年2月5日 / 記念すべきブログの第一声


洗車の腕は、確かにあった。でも、独立して商いを回すのは、また別のことだった。告知の仕方も、経営も、一から手探りだった。
独立してから1年半。
独立して一番難しいのは、お客様への告知方法でした。2009年10月11日 /「営業する事の難しさ」
それでも、たった一つ、最初から決めていたことがあった。
大切なお車ですから「やさしーく、ていねいに、きっちり!」と仕上げさせていただいています(^人^)感謝♪2009年2月5日
── 志だけだと、思っていた。
すでに持っていた
技も、真心も、感謝も。
大切なものは、最初から、全部あった。
一人で車を磨きながら、この人は、よく考える人だった。ブログには、洗車のことだけでなく、生き方そのものが綴られていく。読み返すと、驚く。いまの洗車工房の信念は、もう全部、ここに書いてあった。
上には上がいます。上がいてもいいじゃないですか。上の人には「おめでとうございます」です。2015年11月3日 /「比べない」
私たちは水槽の中にいる魚のようです。魚は水がある事に、エサがある事に「感謝」しません。当たり前だと思っています。今に「感謝」しないから水槽の枠から出られないのですね。2015年10月25日 /「成功とは?」
地中に落ちた種が芽を出すのと同じで、機が熟さないと芽は出ませんし植物も成長できません。機を待つ事は大切です。2015年10月27日 /「機を待つ事」
言葉だけではない。自己流で、筆も執っていた。
そして書もまた、道だった――同じ「感謝」の一字を、十年。



書は万物の縮図だと思っています。1つ1つの点や線、大きい、小さい、直線、曲線の全てに、それぞれの意味があります。ムダな物はありません。全ての点と線が活きてこそ、字に魂がはいります。2015年10月28日 /「バランスが大事」
そして、この道の思索は、こんな場所まで辿り着いていた。素粒子、重力、光、膨張する宇宙。1台のクルマを磨く手が、世界の果てを考えていた。
やはり世界は無限の性質をもっていると私は確信しています。
(…)「私という意識」とは何なのか?2015年12月14日 /「深さ」── このブログ、最後の記事
最初から、持っていた。
ただ、気づいていなかっただけ。
人心愛車世界美行
「深さ」を最後に、そのブログは、静かになった。でも、筆は止まっていなかった。場所を移していただけだった。
途切れなかった、17年
2008年の創業から、書いた記事は 2,293本。
ブログを引っ越したのではない。いくつもの場所で、同時に、書き続けていた。
シナプスとチェストは、5年も重なっている。
書かずに、いられなかった。
(名前をクリックすると、当時のブログへ飛べます)
あの日、一人だった洗車工房は、いま──



5つの拠点。特許技術のカーコーティング「RevoS」。自社開発のコーティング剤「ONE SHINE」。仲間が増え、技が磨かれ、それでも──
名前も、場所も、道具も、変わった。
でも、指していた一点は、一度も動かなかった。
志は ── ここに。
